1986-02-25 第104回国会 参議院 予算委員会 第4号
そういうようなことで、これからもやはり自由貿易主義体制ということをお互いに努力していかなければいけない。そのためにはやっぱりイコールフッティングで、公平にフェアでやっていこう。日本がアンフェアと言われることは大変に私は残念であります。 この間もハワイで日米欧等の会議がありましたが、そのときにも私は、アメリカにもいろんな関税障壁、非関税障壁があるじゃありませんかということを申し上げました。
そういうようなことで、これからもやはり自由貿易主義体制ということをお互いに努力していかなければいけない。そのためにはやっぱりイコールフッティングで、公平にフェアでやっていこう。日本がアンフェアと言われることは大変に私は残念であります。 この間もハワイで日米欧等の会議がありましたが、そのときにも私は、アメリカにもいろんな関税障壁、非関税障壁があるじゃありませんかということを申し上げました。
そして、ケネディ・ラウンドが一九六〇年代、そして東京ラウンドで一九七九年に至るまで、関税障壁については各国とも自由貿易主義体制の維持のために大変努力してきて今日に至っているわけでございまして、その中で日本は御案内のように二年分の関税の前倒しを含めて、世界で最もいまのところ関税率は低目にきておる。
私どもはやはり自由貿易主義体制を維持発展させ、さらにまた市場開放措置といいますか、貿易摩擦というような現象を排除したいと、このねらいでこのような法案を提出したわけでございます。もう御案内のように、いま市川委員御指摘がございましたけれども、関税障壁がかつての貿易摩擦の最大の原因でございました。
戦後は、一九四八年から七三年の間でございまするけれども、自由貿易主義体制のために毎年八%近く伸びてきた。このような実績から見て、やはり私は自由貿易主義体制を維持していく、それは関税障壁のみならず、戦前は関税障壁がその中心でございましたが、戦後はやはり非関税障壁まで含めて取り除いていこうという各国の努力、これは大変貴重なものだと思っているわけでございます。
しかし、サミットにおいて論議されますことは世界経済の活性化の問題であり、そしてまたやはり自由貿易主義体制の維持促進であり、そういった観点から見ますと、この法案は日本といたしまして、また世界から見ましても注日される法案であるということは、私は考えられることだと思います。貿易摩擦とか自由貿易主義体制維持のために即効薬とかあるいは万能薬というものがあると思いません。
そして、その程度の問題というものは、いま御指摘の自由貿易主義体制を堅持していくんだ、それを促進していくんだ、そしてまた、貿易摩擦あるいは日本の市場が閉鎖されているんだということがないという観点を強く出して、いま申されました方向で私は基準・認証制度の問題を進めていきたい、そしてまた各省に対してこのことを強く要請していきたい、内閣においてもこれを重要な政策とするということを申し上げたいと思います。
しかしながら、何と申しましても現在の日本にとって、自由貿易主義体制を守ることは最も重要な経済政策の一つだと思うのでございます。それにかかわらずなぜこの法案がこのようにおくれてきたかと申し上げますと、これは言うまでもなく、私どもはいろいろと何回も市場開放対策をとってまいりました。
○塩崎国務大臣 この法案の制定目的は、たびたび申し上げておりますように、保護貿易主義の台頭を抑え自由貿易主義体制を推進するために、製造業者を内外無差別に取り扱うという法的な地位を与えるための法案でございます。
というのは、先ほど申しましたように、わが国の発展の原点はガット、自由貿易主義体制にある、それゆえにこそ今日の繁栄があった、しかし、いまやそれが危機に瀕している。
というのは、先ほど申しましたように、わが国の発展の原点はガット、自由貿易主義体制にある、それゆえにこそ今日の繁栄があった、しかし、いまやそれが危機に瀕している。